デザイナーからエンジニアとして転職を決意をした5つの理由と想い

皆さま初めまして。

3月からajikeのフロントエンドエンジニアをしています伊藤です。

実は、私はUIデザイナーとして4年間働いていました。

そして今回、他業種から未経験でフロントエンドエンジニアとしてajikeで働いています。

今回の記事では、

  • 今までのデザイナーのキャリアを捨ててまでなぜエンジニアになりたかったのか?
  • どうやってエンジニアになったのか?
  • なぜajikeだったのか?
  • 結果的にその選択は正解だったのか?
  • 今後どういうエンジニアになっていきたいのか?

この5つをお話していきます。

目次

なぜエンジニアになりたいと思ったのか

元上司への憧れ

新卒で入社したIT企業でUIデザイナーを3年していた時期がありました。

その時の上司にデザインの基礎を教えていただいたのですが、その方はデザイン以外にもプログラミングの知識も持っている方だったんです。

その方は実装面からの知識を活かしてデザインを起こし、エンジニアへの共有もスムーズに行われていました。

デザインしたものは最終的には実装されていきますよね。

ということは、実装面での実現可否や、知識を持っているからこそデザイン出来るアニメーションなど知識を幅広く持っていなければなりません。

当時の私はプログラミングはあまり出来るとはいえず、どこかで見たことのある表現や想像ベースでしかデザインすることが出来ませんでした。

上司の背中を見ながら、技術とデザインは切り離すことが出来ないものだ と強く感じたのです。

表現が限定的になる

前職では、Webアプリケーションのデザイン・デザインしたものを少しコーディング(HTML,CSS,JS)をしていました。

業務の幅の広さでは貢献出来ていましたが、斬新な表現をすることに躊躇が生まれてしまっていたんです。

これは、自分で実装出来ないものは提案出来ない という弱みからもきているものだと感じています。

技術が無いと提案の幅も狭まってしまう という問題意識が自分の中で強く芽生え始めました。

単純にコーディングが好き

小学校の頃からWebサイトを作ったりするのが好きで、趣味の範囲でコーディングを続けていました。

前職でWebアプリケーションのコーディングをしている際に、コーディングには最終的に答えがあるな、と気づいたんです。

そしてその答えに辿り着くと、達成感を感じている自分がいました。

もっと技術を身に着けたいという思いが強くなった

前職ではRuby on RailsでWebアプリケーションを開発していたのですが、プログラミングの知識がHTML,CSS以外はほぼ無い状態だったため、エラーが起きてもどう解決すればよいか全くわかりませんでした。

そこからまずは独学で勉強を初めたのですが、今までわからなかったことに対しどんどん答えが見えていくのが楽しく、次第にもっと技術を身に着けたいと感じるようになりました。

どうやってエンジニアになったのか

独学の後、プログラミングスクールに通った

Ruby on Railsで開発をしている際に、エラーの解決や簡単な機能でも実装出来なかったことをとても悔しく感じていました。

まずは独学で、Rubyの勉強から始めてRailsも本を読みながら勉強していましたが、まず サーバーからフロントまで体系的に理解が出来ていない ので正直挫折しそうになっていました。

更に、何が実務で必要とされているか一人だとわかりません。

そこで思い切って前職を辞め、プログラミングスクールに通うことにしました。

独学と違いスクールにはカリキュラムがあるので体系的に知識を身に着けることが出来ます。

デザイナー時代には何となく「エンジニアさん」と思っていた職種が、サーバーサイドとフロントエンドで仕事内容が違うということもここで初めてはっきり理解しました(笑)。

もし独学で挫折しそうになっていらっしゃる方がいたら、プログラミングスクールでカリキュラムをこなし、わからないところは質問し理解を深めていくのも一つの方法だと思います。

最近は就職を支援してくれるスクールも増えています。

なぜajikeのエンジニアとして働くことを選んだのか

技術面からUX/UIへ改善提案の出来るエンジニアになりたい

デザイナーからエンジニアに転職をした私ですが、UX/UIに関する興味が無くなったというわけではありません。

今までのデザインの知識と、これから身に着けていくエンジニアリングのスキルを掛け合わせ、より良いUX/UIを提案しお客様に喜ばれるプロダクトを作り出していければと思っています。

デザイナー時代に感じていた 技術が無いと提案の幅が狭まってしまう ということも、技術を磨いて解決し、どんどん提案をしていきたいと考えています。

UX/UIのプロフェッショナルがいる

大学でサービスデザインやUX/UIについて学んでいたこともあり、この知識を実務で活かしたいという思いがありましたがなかなか機会に巡り会えませんでした。

また、この知識を更にアップデートしていきたいという思いもあり、UX/UIのプロフェッショナルが多くいるajikeに入社を決めました。

結果的にこの選択は正解だったのか

もちろん正解でした

ajikeには、UX/UIに詳しい同僚・豊富な知識を持ったエンジニアの先輩がたくさんいます。

エンジニアリングのことももちろん、UX/UIの知識を日々吸収することが出来ています。

やりたいことをチャレンジ出来る

ajikeの環境は、やりたいことを尊重してくれ、チャレンジの出来るとても良い環境だと感じています。

私はUX/UIについて理解をより深めたかったので、デザイナーチームで行っているワークショップに参加したり、新規プロジェクトの提案をUXデザインや価値から考えていったりと、エンジニアの仕事以外でも関わっているものがあります。

今後どのようなエンジニアを目指していきたいか

エンジニア視点から新しい価値を提案していける存在へ

私は昔の上司への憧れもあり、技術と表現は切り離すことが出来ないものだ という思いが強く心にあります。

デザインに沿って実装するだけではなく将来的には、エンジニアリングの知識を活かしたUIの改善提案や、UXデザインからコミット出来るエンジニアを目指していきたいと考えています。

そのために今は、より良いUX/UIを提案するためにJSでのアニメーションやサーバー側の動きなど幅広く知識を身に着けていきたいと思っています。

終わりに

いかがでしたでしょうか。

これから異業種からエンジニアに転職したいと考えている方の参考になれば幸いです。

この記事を書いた人 ito UIデザイナーを経験した後、現在はフロントエンドを担当。
UX/UIへの興味が強く、技術と表現を融合させ新しい価値を提案出来るエンジニアを目指しています。
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